JA津安芸

JA津安芸の自己改革の取組み

JA津安芸 自己改革進捗状況報告

平成29年度は当JAにとって中期3ヵ年計画の最終年度であり、JAグループが掲げる自己改革の基本目標である「農業生産の拡大」・「農業所得の増大」・「地域の活性化」を踏まえた「JA津安芸自己改革・改善プラン」の実現と「食と農を基軸した地域に根差した協同組合」としての役割の発揮に向けた重要な年度であります。
平成28年度末時点での当JAの自己改革・改善プランの柱とする「営農経済事業強化プラン」ならびに「そのための関連対策」の進捗状況をご報告いたします。

基本目標

農業生産の拡大・農業者の所得増大・地域の活性化の実現

「食と農を基軸とした地域に根差した協同組合」としての実現

農業振興・地域振興

JA津安芸 自己改革・改善プラン
「営農経済事業強化プラン」・「そのための関連対策」

農業振興「営農経済事業強化プラン」の実現に向けた取組み

1. JA出資型農業法人の設立

これまでの取組み状況

  • 第29回通常総代会において当JA子会社の株式会社ジェイエイ津安芸の農業参入が承認され、設立しました。
2. 農地中間管理事業への参画及び推進

これまでの取組み状況

  • 住民説明会及び要望のあった地域での説明会を実施しました。
  • 地域での話合いの場として地区運営協議会等で説明会を実施しました。
3. 地元農産物の消費・供給先拡大

①園芸特産物の生産振興

これまでの取組み状況

  • 各地区にて分業型園芸、加工業務用野菜等の説明会を実施しました。
  • 栽培、出荷等の勉強会を実施、作付面積の拡大を提案しました。

②米の品質向上に向けた取組み

これまでの取組み状況

  • 各地区にて良質米生産に向けた説明会を実施しました。
  • 等級低下の要因である白未熟対策の説明会や「TACアグリナビ」でのタイムリーな情報発信を図り、平成28年度産米の一等米比率は平成27年度の34%から73%に向上しました。

③地元農産物の消費・供給先拡大

これまでの取組み状況

  • 地元産米の消費拡大に向け、当JAプライベートブランド米「安濃津ロマン」の新規格2㌔袋の導入や「こだわり米(整粒71%以上、食味75以上)」の販売を行いました。
  • 産直部会会員へ園芸品目の作付け提案要領を作成しました。

④複合経営の促進

これまでの取組み状況

  • Z-BMF(営農計画策定支援システム)を活用した複合経営の診断を実施しました。
  • 水田活用の複合経営により2.4haの加工用業務キャベツ・カボチャの作付けとなりました。

⑤生産資材コストの低減化

これまでの取組み状況

  • 「営農生活だより」にてコスト低減化に向けた取り組みのPRを実施しました。
  • 仕入れコストの低減等を図り、取引条件に応じた価格設定を行いました。

地域振興営農経済事業強化に向けた「関連対策」の推進

1.金融共済店舗の整備

これまでの取組み状況

  • サテライト店存置基準項目に基づき、河芸地区の2つサテライト店を集約し1店舗で平成29年3月21日に新築移転オープンしました。
  • 「施設整備計画」に基づき、次期整備地区の提案に向け金融共済の事業伸長などを総合的に勘案し取組んでいます。
2.金融共済店舗機能の強化

これまでの取組み状況

  • 窓口自動受付システムを来店客数の多い支店に導入しました。
  • 店舗の一層堅確な事務処理に向け、統一した事務指導および直接指導を継続しています。
  • 安心して利用できる店舗づくりとして、防犯訓練を実施しました。
3.保有施設の効率的運用

これまでの取組み状況

  • 遊休・不稼働となっている施設についての方向性の検討を継続して行っています。
4・生活関連事業所の運営改善

これまでの取組み状況

  • 燃料事業の運営改革を行い、芸濃給油所を閉店し津給油所をセルフ化しました。
5.利益還元の実現に向けた収益・財務基盤強化

これまでの取組み状況

  • 現事業計画の検証・再整理、進捗管理の実践、次期計画の策定を厳格に行い、経営管理の高度化に取組んでいます。
6.准組合員の事業利用PR

これまでの取組み状況

  • 「准組合員のみなさまへ」を発刊し協同組合活動への参加ならびに事業利用PRを実施しました。
  • 准組合員に向け、JAまつりへの来場誘致を図りました。
7.協同活動の活性化

これまでの取組み状況

  • 地区運営協議会の活発な会議やイベントの開催を図りました。
  • JAまつりにて地域協同組合活動の活性化を図りました。
  • 津市と「高齢者等の見守り活動に関する協定」を行い、元気な地域づくりを図ります。